日本維新の会の丸山穂高議員の暴言問題に思う。

少々乱暴な物言いではあったが間違ったことを言ってますか?

国後島を訪問した日本維新の会の丸山穂高衆院議員が、滞在先の国後島で元島民に対して言い放った言葉が話題になっているようです。

なんとか国後島を取り返したい元島民の男性に対し、「戦争してでも取り返したいか?」「戦争しないと取り返せない。」などと言い放つ様が録音されており、ニュース番組でもその音声が流されました。

それを聞いた感想としては、少々乱暴な口調ではあるが言っている内容自体は一つの考え方として尊重すべきだと思いました。

戦争しないと取り返せない。だから現実的には取り返すことが出来ない。そういうことを言いたかっただけなのだろうと思います。

決して暴論などではなく、尊重すべき一つの意見だと思うのですが。

人類の長い歴史を振りかえったうえで、戦争で領土を獲られた場合に取り返すベタな方法はいくつかあるだろうと思います。

  1. 逆襲をして獲り返す。
  2. 獲られた領土に負けない魅力的な条件や物を交換条件として返してもらう。
  3. 同じ旗を仰ぐ立場に立って安全保障で価値観を共有して返してもらう。

現実的にはこんなところだろうと思うんです。

で、北方領土を返してもらう際に一見もっとも実現しそうなのが2番なんですけど、実際にはそう簡単にはいかない。

何故なら、日本とロシアでは仰ぐ旗の色が違うからです。

日本の旗は青。ロシアの旗は赤。敵対しているのが現実です。

ロシアの立場からすると、北方領土を返してしまうことは自らの喉元に銃口を突き付けられるのと同じことです。

逆に、日本の立場からすると、返してもらった北方領土に自衛隊や米軍の防衛基地を作らずに島民を住まわすことは無責任極まりないことです。

現実的には敵対しており、ロシアの戦闘機が日本の領空をかすめて自衛隊機がスクランブル発進に追われるのが日常です。

そのような関係にある両国の境界線に最優先で必要な社会インフラは防衛基地です。

島民の命を守る最優先の社会インフラを用意せずに移住をさせようなどというのは無責任に過ぎます。

そして、ロシアの立場からすると、日本は当然の権利と義務として北方領土に軍事基地を作って当然と考えています。

日本のような平和ボケなどしてはいませんから。

自ら進んで喉元に銃口を突き付けてもらうようなことをロシアがするはずはありません。

世界はこのようなカタチをしているのに、日本人はそれから目を背けて「戦争」という言葉に過剰なアレルギー反応を示してひとつの価値観を葬り去ろうとしている。

「戦争しないと取り返せない。北方領土を返せというのは現状では現実的ではない。」という価値観は尊重して認めるべき意見の一つだと思うのですが。

日本人の多くは、話せばわかりあえるとか、戦争でだまし討ちをした向こうが悪いのだから正義が勝つとか、現実を見ずに感情的になって北方領土返還を求めるまるで夢遊病患者のようです。

ですが、もっとタチの悪い存在もいるのだろうと想像するんです。

3番をわかりやすく曲解すれば、「日本が赤い旗を仰いでロシアの子分になれば北方領土を返してあげれるよ。」となります。

これを望んだうえで北方領土を返せとタチの悪いことを言ってた人もいるんじゃないかと思うんです。

そして、現実的には帰ってくるわけがないものを望むことで不可能な無理難題を政権に押し付け、外交政策の失策として政権批判をする材料にもなる。

私だって言いたくもなります。

「北方領土は帰ってこない。どうしても返してほしければ戦争をして獲り返すしかない。」

これ戦争賛美の意味もなければ、戦争を推奨してるつもりもないですよ。呆れて言ってるんです。

他国の立場も世界のカタチも顧みず、自分の願望だけで現状変更を望む平和ボケの理想主義者に言ってるんです。

多分、私も丸山議員と似たようなもんなんだろうなあ。

丸山議員は立場があるから叩かれる。私は底辺人だから認知もされない。

ただそれだけの違いなんでしょう。

いい加減に日本人も幼稚な夢想の殻に閉じこもってないで、北方領土問題の解決のためにも現実的な戦略眼を取り戻すのが先だと思うのですが。

底辺住男

馬鹿です。低学歴です。 社会の底辺ゆえに、不平不満を漏らすことで傷ついた自尊心を満たします。 腹が減ったら飯を喰らいます。 低知能ゆえに、本能に支配される低俗な動物です。 それでも死ぬまでのあいだは生きているようです。

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