沖縄全戦没者追悼式を観て想ふ。

6月23日は慰霊の日。

太平洋戦争での沖縄での組織的な反抗が終わった日は6月23日なのだそうです。

24万人もの御霊を追悼する、沖縄全戦没者追悼式が行われ、NHKで中継されました。

多くの犠牲者が出たことに、個人的に哀悼の意を表します。

これだけの犠牲者が出たのは、当時の政府と軍に沖縄軽視の面が無かったとは言い切れないかもしれません。

また、日本、米国、ともに、無知による相互無理解もあっただろうと思います。

戦争に負ければ、国土は奪われ、人権も無くなり、日本国民の生殺与奪は米国の思うが儘、日本人は米国人の奴隷と化す、などと考えていても仕方のないことだっただろうとも思います。

現実的に、現在200か国以上ある世界の国々の大多数は、当時は独立を果たせておらず、アフリカ系人種には基本的人権もまだ無い時代でした。

そのような時代に民族の存亡をかけた徹底抗戦という選択をしてしまったことを、現代人の価値観によって愚かであったと決めつけてしまうことも愚であるのかもしれません。

日本敗戦の後、東南アジアの国々は、欧米列強を相手にした独立戦争に突入していくことになります。

それらの国々も、多くの命の犠牲が無ければ自主独立を得ることが出来ませんでした。

そのような時代であったことは事実です。

NHKによる中継を見ました。

日曜日のお昼と言えば、のど自慢…は今日は無く、沖縄戦没者追悼式の中継がありました。

それを見て、個人的に思ったことを書きたいと思います。

知事のスピーチでは、琉球語が披露されました。

沖縄は日本とは別に独自の歴史と文化を紡いできて現代に至るのは事実です。

沖縄県民の一部に、日本からの独立を望む人たちがいるそうですが、彼らが多数派となれたならば条件付きで独立実現に反対しません。

条件とは、中国共産党政府が倒れ、中国が一つの、もしくは複数の民主的国家でまとまることです。

中国共産党は、チベットの一部や、南沙諸島を力づくで編入しました。

その中国が最も欲している地域は太平洋です。その願望を隠そうともしていません。

太平洋を手に入れるため、様々な策謀をしていると考えるのは自然な事です。

そのうえで、沖縄においても言論思想の誘導などに動いていると考えるのも自然な事だと思います。

せっかく民族の独立を手に入れても、すぐに中国に吸収されてしまい、デモを起こしても力づくで鎮圧されてしまう。そうであってはいけません。

東南アジアの国々は、戦いの後に独立を果たしましたが、当時の列強のような帝国主義的な観念で行動している国が世界にはまだあることを忘れてはいけません。

七十数年前の悲劇を繰り返さないためにも、中国のような遅れてきた帝国主義的国家との距離の取り方は重要です。

思考を停止した愚かな人は、太平洋戦争は悪が引き起こした…なんて言いそうですが、実際にはちょっとしたすれ違いや選択ミスで戦争は発生します。

沖縄の人々が、しっかりと自分の価値観を持って、進むべき道を誤らないように願います。

決して、特定の意志を持つ人たちに操られたりせず、自分たちで進むべき道をミスなく選択して欲しいです。

小学生のスピーチは立派でしたが…。

ところで安倍さんの前に、小学生のスピーチがありました。

堂々とした立派なスピーチで感銘を受けましたが、やはり小学生は小学生です。

そして、小学生のスピーチと、自民党の総裁たる安倍首相との相性がまた悪いです。

今、私が書いている文章を小学生が書けるかと言えば、普通は書けません。

何故ならば、例えば、世界中の国々が植民地支配されていたこと、多くの国が戦争で独立を勝ち取ったこと、奴隷が常態化して人権という概念すらなかったこと、等々を知っていることが最低条件となるからです。

そのうえで、現実を自分の価値観で咀嚼して腹に入れないといけないからです。

私の幼少時代も含め、子供にはそれができません。できなくて当たり前です。

では、子供は何を語るか。現実を知らないからこそ、理想を語ります。基本的に、子供は全員左翼思想であると言えます。それは極自然なことです。

そして、子供の理想主義的、左翼思想的スピーチの後の、安倍首相のスピーチは予想通り?ヤジが飛んでいました。

安倍首相のスピーチには感銘は受けなかった。

私は消極的な自民党支持者です。

日本にはまともな野党がない。消去法で自民党を支持せざるを得ない。

安倍首相に対しても、経済政策は支持しないが、外交その他では概ね同調する。その程度には支持をしているつもりです。

ですが、本日のスピーチには聞き入る点を感じませんでした。

「沖縄県民の負担を減らすように最大限の努力をする。」みたいなことを言いました。これがそれなりに総理を支持している私にも、その場しのぎにしか聞こえません。できもしないことを軽く言っちゃって…綺麗ごとを言っても余計に火に油を注ぐだけ…なんて思ってしまいます。

「沖縄は戦略的な要衝です。対立している勢力がある以上、沖縄に軍備を集中せざるを得ません。それが、沖縄の平和と安定を守ることに繋がっています。」

個人的にはこれくらいのことを言って欲しいのですが。もちろん、言えない現実も理解できます。

戦後、日本人は世界一の軍事音痴民族になってしまいました。軍事に関する話題にはアレルギー反応を起こす体質にもなってしまいました。

だからこそ、人類社会の現実というものを時間をかけてでも国民に知ってもらうべきではないでしょうか。

いつまでもその場しのぎの綺麗ごとを首相が言う訳にはいかないのではないでしょうか。

我々は小学生ではありません。大人になっても小学生と変わらぬ理想主義的思考しか出来ない体質を改善していけないものか。

ちなみに、沖縄などで運動をされている方々は、安倍首相や自民党を極右と呼んだりします。

私は自身を現実的思考者であり右翼ではないと自認しているつもりですが、そんな私から見ても自民党も安倍首相もリベラルか中道くらいに見えます。

本当に自民党が極右なら、長年に渡って政権を維持してきた訳ですから、とっくの昔に日本軍が世界を跋扈しているはずです。

自民党はアメリカ党。基本的には未だにアメリカに従属しているように見えます。

それでも、中国党や、ロシア党よりはマシなのではないでしょうか。あるかどうかは知りませんけど。

残念ながら。

今回の式典でも、辺野古移設問題が語られました。

個人的には、沖縄県民のためにも、軍事基地は必要であると考えています。

現在、日本はロシアに対して、北方領土の返還要求を継続して行っていますが、もしも返還が実現された際にも基地の設営は必須であり、それなしで住民を住まわすことは無責任であると考えます。

日本とロシアの関係も、日常的に自衛隊機をスクランブル発進せねばならない程度に敵対しているのが現実です。

沖縄県民が米軍の撤退を望むなら、自衛隊を増強することになります。

それも嫌だというならば、脳みそのお花畑を刈り取った方が良いです。

悲劇を繰り返さないためにも、現実的な対策は取るべきです。

現在の世界はコンプライアンスに縛られています。

安倍首相だって、トランプ大統領だって、批判を気にして好き勝手はできません。中国だってそうだと言いたいところですが、国民の思想や要求を力づくで鎮圧することによる批判くらいは平気なようです。

併合したウイグルにおける民族弾圧による批判程度も平気なようです。

国連人権委員会において、自らを棚に上げて日本の人権問題を提起するくらいには厚顔さも持っています。

沖縄は歴史的に日本ではなく、独立を容認すべきだなんて機関紙等で言いながら、香港の独立運動団体を叩き潰す程度にはダブルスタンダードでもあります。

太平洋に面しておらず、遠く離れているにも関わらず、米中首脳会談という公式の場で「太平洋を分割領有しよう。」と何度も言うくらい本気で太平洋を欲しています。

その中国と太平洋の間でフタをしているのが沖縄です。

大変残念ではありますが、現在の現実世界においては、沖縄の独立も、沖縄の軍事基地を無くすことも現実的ではなさそうです。

ならば、それを現実的にする努力をするか、それとも、そのような時代が来るのを待つかが現実的な対応となりそうです。

世の中ってホント残念に出来ちゃってますね。

底辺住男

馬鹿です。低学歴です。 社会の底辺ゆえに、不平不満を漏らすことで傷ついた自尊心を満たします。 腹が減ったら飯を喰らいます。 低知能ゆえに、本能に支配される低俗な動物です。 それでも死ぬまでのあいだは生きているようです。

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