進撃の巨人 第112話 無知 を読んで想ふ。【ネタバレ注意】


ワインの中身は先月号で明かされましたが…


ずっと気になっていたワインの中身。

先月号においてジークの脊髄液だと明かされた訳ですが、それが事実であったと今号で証明されましたね。

誰かが何かを言ったとしても、進撃の巨人という物語では事実確認のリアクションが行われない限り、事実とは認定できなかったりします。

第110話のタイトルは「偽り者」でしたが、そのタイトルが指す人物はジークだったということでしょうか。

少なくとも、その内の一人はジークだったということで間違いないのでしょう。

110話の冒頭でのラガコ村住民を巨人化させた話。アレに嘘が混ざっていた訳ですね。全てが嘘だったわけではなく、ほんのちょっとだけ嘘だった。

ジークの脊髄液が体内に入ると巨人化する。

脊髄液が体内に入ってすぐに、体が硬直して意識を失う。

この一文が嘘だっただけであとは本当のこと。

この一文だけが嘘だったことによって、硬直して意識を失わない限り大丈夫だと兵団に気の緩みを発生させました。

嘘をつくときは、多くの事実の中に嘘を含ませると信憑性が増すと言いますが、しつこいまでに疑いの目を向けられていたジークがリヴァイたちを騙し切った手腕はさすがでしたね。

ところで、リヴァイの部下たちもワインを飲んでいたようですが、ジークの叫びの効果範囲はどれほどでしょうか。

恐らくは叫びが聞き取れるくらいの範囲なのでしょうか。

だとすると、憲兵団幹部たちはいまだ健在?なのでしょうね。

耳が不自由だと…そんなの関係ないか。

エレンがダークサイドに堕ちた。


エレン登場です。久しぶりにミカサ、アルミンの前に姿を現しました。

その姿に、「エレンがダークサイドに堕ちた。」なんて言われてそうな気がします。

エレンだけでなく、フロック、イェレナ、ジーク、巨悪にしか見えません。

読者目線で見ると、すごく憎たらしいです。

ですが、本当にそうなんでしょうか。

彼らが何を為そうとしているのかが問題ですね。

エルディア民族を救うための最善策を行っているのであれば、それは正義なのかもしれません。

それを阻止しようとしているピクシス指令たちこそ悪なのかもしれません。

どちらにせよ、人の世の善悪の差なんて、立場の違いだけだったりしますから。

エレンやジークの立場から見ると、巨人能力の器を変えようとする兵団は悪なのだろうと思います。

どのような悪なのか。それこそ今回のタイトルです。「無知」こそが悪なのです。

ジークの立場から見れば、何も知らないのに大きな影響力を及ぼそうとするピクシス指令たち兵団は巨悪に見えるだろうと思います。何も知らないのなら引っ込んでろってところですね。

ジークたちの方策は間違っているようにも思えます。

何も知らないのなら教えてやればよい。全ての情報と思いを共有して協力すればよい。

そう思うのですが、恐らくは出来ないのでしょう。

これは私の個人的な妄想ですが、ジークやエレンたちは、エルディア民族にとって最善と思える未来を志向して動いている。

ところが、その方法論は多くのエルディア人にとって受け入れられないであろうとジークたちは推察している。

なので多くのエルディア人たちと対立するカタチで策を進行させるしかないのだろうと思うのです。

多くのエルディア人にとって受け入れがたい方策とは何か。

現代で言えば、核兵器の放棄ということではないでしょうか。

代々受け継がれてきた巨人化能力を捨て去る。それをジーク、エレンの兄弟で成そうとしているのではないでしょうか。

それとも、ジークの脳内には、未だ読者には示されていない情報がたくさん隠されているのでしょうか。

今回のタイトルは「無知」。無知こそ悪。ピクシス指令たちは何故にエレンを害そうとするのか。

何を考えているのかわからないから。得体が知れないからですよね。

実社会でも戦争、争いごとが随分と減りました。

そのひとつの要因としては、得体の知れなかった他国、他民族を知りえたからというのが大きいですよね。

「日本人は米国人を食う。」「米国人は日本人を食う。」こんなプロパガンダ通用しないと言いたいところですけど、ほんの80年前ならそこそこ通用したんですよね。

無知は悪なのかもしれませんね。

ジークは神の如き存在?


今まで私はジークの背後には何者かがいるだろうと思っていました。

ジークの生い立ちや歴史を考えると知識があり過ぎると思っていたからです。

恐らくはジークのバックにはヴィリー・タイバーがいて、ヴィリーの志と知識を受けて行動しているのではないだろうかと勝手に考えていました。

ですが、どうやらそうではなさそうです。

王族の血を引くからなのでしょうか。エレンたちよりも多くの記憶を先人たちから受け継いでいるようです。

従来、王族の巨人といえば始祖の巨人です。始祖の巨人はこの世を悟るかもしれませんが、初代王の記憶に支配されてしまう引きこもり巨人でした。

ところがジークは王族であるにもかかわらず、獣の巨人であるために初代王に支配されることなく、引きこもらずに自由意思で行動できています。

そして、歴代の王と同じように、エルディア民族の世の創生から現在までの歴史を、生きてきたかの如く経験した記憶を持ってるようです。

進撃の巨人の物語の構成物を全て知っている人智を超えた神の如きキャラクター。それがジークの立ち位置なのでしょう。

あらゆる謎や伏線が回収されない場合は、最終的にはジークを介して明かされることになるのでしょう。

何も知らない我々読者やハンジたちと違い、全てを知っているであろうジークやエレンたち。

どちらがエルディア民族の未来に影響力を発揮すべきか。私は全てを知るジークたちこそがエルディア民族を導くべきだと考えます。

もしも、ピクシス指令やリヴァイたちがジークやエレンを打倒してしまったら。

その時は無知な者たちが無知故に身を亡ぼすことになるだけなのでしょう。

アッカーマンの秘密が明かされた。


アッカーマンの秘密が明かされた…のか?

確かに辻褄は合っているような気がするし、巨人化学の副産物ってなんだろうってぼんやり想像してたものともほぼ一致する。

だけどなんか違和感もあります。

一つには、エレンがワザと憎まれようとしているように見えること。

素直な本心であるように思えないんですよね。もちろん、私個人の主観でしかないのですが。

もう一つは、リヴァイの御主人様って誰ですかと。

リヴァイが覚醒するシーンってあったっけ? て探せばいいんですけど、ごめんなさい面倒くさい。(笑)

あったような気がするけど、御主人様なんかじゃなくて「食い物!」みたいだった気が…。

で、実はジークの嘘じゃないけれども、この話も一部嘘が混じってやしないだろうかって考えたりもしますよね。

これは作者が悪いんだよ。嘘ばっかついてるから。(笑)

で、ミカサの心境なんですけど、アッカーマンの宿命と、エレンに対する普通の恋心と両方もっているというのが現実的なんでしょうね。

それをアッカーマンの性だと思って欲しいというのがエレンの想い。

エレンとしてはミカサの想いを断ち切りたい。なぜか?

これはちょっと考えれば簡単に答えが出ますよね。そういうことでしょ。

エレンはミカサとアルミンを別室に連れて何をしたかったのか?

そういうことでしょ。

あ~あ。近々楽しみがひとつ減りそうだなあ。

物語の終焉が近い?


この漫画を知ったのは、この漫画が面白い!ってな感じの一冊の本からでしたね。

あれから…8年、9年経つのかな。

エレンによるミカサ斬りが行われたということで、終幕は近いのでしょうね。

もちろん、ミカサが素直に斬られたとも思えませんけど。

回収されていないもので目立つのは…アニかな。

これが回収されたらホントに終わりなんでしょうね。

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底辺住男

馬鹿です。低学歴です。 社会の底辺ゆえに、不平不満を漏らすことで傷ついた自尊心を満たします。 腹が減ったら飯を喰らいます。 低知能ゆえに、本能に支配される低俗な動物です。 それでも死ぬまでのあいだは生きているようです。

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