進撃の巨人 118話  騙し討ち を読んで想ふ。

物語は最終局面へ!?

今回は読みごたえがありました。アクション…ではなく、人々の心の動きが最終局面に向かっていることを感じさせてくれました。

反パラディ原理主義者のガビちゃんが、パラディには悪魔などおらず、自分たちと同じ人間がいるだけだと悟りました。

人類は太平洋戦争などでも、プロパガンダや洗脳などもあって、お互いを鬼や悪魔と思いこんだりしました。

作中ではガビちゃんの体験と成長を通して、読者にも追体験してもらうような構成に感じます。

そこで、今回のアルミンの胸中を巡った「まさか…」の思いの答えも既に出ているように思います。

アルミンたちが、初めて海に出た時のことを思い出し、エレンが言い放った言葉に対し「まさか…」と危惧をするシーンです。

あの時、エレンが放った言葉は、「向こう(海の)にいる敵、全部殺せばオレ達自由になれるのか?」ですよね。

ガビと同じく、かつては反巨人原理主義者だったエレンですが、彼も海を渡って敵情を見てきています。

ライナーと同じく、「仕方なく」一般市民の犠牲者も出しましたが、彼だってガビと同じく成長をしているはずです。

ということで、アルミンの危惧は杞憂に終わると思います。

ですが、この局地戦の中でも、お互いの立場を思いやる心の交流もあるかと思えば、お互いを滅し合わんばかりの過激な攻撃性を発揮するだけの人たちもいます。

全世界で大勢の人たちがパラディでの民族殲滅を望む状態です。

しかしながら、ライナー、ピークが同調しているとは到底思えません。

彼らも含めて、どのようにして、わかりあえる方向性に持っていこうとするのでしょうか。

これから騙し討ちを行うのはエレンでしょう。

アルミンはやはりエレンを理解してくれていました。

物語の魂といえるポジティブなエレン。ポジティブに前進あるのみの進撃の人であるエレンが、民族の自殺などというネガティブ極まりない計画に同調するはずはありません。

最終的に始祖が何を願うのか。アルミンの言う通り、全ての権利はエレンが握っています。

ですが、それに気づいているのがアルミンだけであるはずはないと思うんです。聡明なジークが気づかぬはずがないと思うんです。

エレンは、これから全人類に対して騙し討ちを行うのかもしれません。

弟が自分の意志で、別行動を起こすかもしれない。 それはそれで良い…くらいにジークは考えているのではないでしょうか。

これから起こる始祖の願いはエレンの願い。

エレンが願うことは恐らく…なんだろう。(笑) ファルコたちの幸せだったりするのかもしれませんね。

ところで、ミカサたちに対しては、とっくに騙し討ちを行っています。

ミカサには自分亡き後の自立のためにも突き放したのではないでしょうか。

そして、リスクと責任を一人で負うためにも、仲間を突き放したのかもしれません。

エレンはこの世の悪魔として、人類社会の生贄に祀り上げられるかもしれません。

例えそうなったとしても、最終的には仲間たちだけでも理解をしてくれて大団円なのだと思うのですが。

ところで…命が短いはずのアルミンから死の匂いを感じない気がしませんか。

アルミンが死ぬ…あるのか。ほんとに。そんなことが。

底辺住男

馬鹿です。低学歴です。 社会の底辺ゆえに、不平不満を漏らすことで傷ついた自尊心を満たします。 腹が減ったら飯を喰らいます。 低知能ゆえに、本能に支配される低俗な動物です。 それでも死ぬまでのあいだは生きているようです。

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