進撃の巨人 119話 兄と弟 を読んで想ふ。

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ガビちゃんはやっぱり最後までガビちゃんだった。

人間ってやっぱり簡単には変わらないものですね。

過激な反エルディア原理主義者から、他人の立場を思いやれるようになったと思っていたガビちゃんでしたが、やはり今でも感情に任せて刃を振るうのは変わりませんでした。

いくら正義とはいえ、刃を振るって人を傷つけてしまっては正義とは言えない…ってそんな綺麗ごとの通じる世界ではなかったですね。

エレンも、ガビも、お互い様の弱肉強食の世界でした。

とはいえ、ガビの凶刃は結果的に正義だったのか? 来月以降にならないとわかりませんが、答えはNOだろうと予想します。

エレンの願いは恐らくは、大荒れの争いの元凶を無くしてしまうことだっただろうと想像します。

もしかすると、ライナーはそれに気づいていたのでしょうか。気づいていたうえで阻止しようとしていたのでしょうか。

ライナーの望みはもしかするとエルディア民族の保身。現状維持を望んでいたのでしょうか。

巨人を憎み、巨人をこの世から抹殺し、人々が巨人の恐怖から解き放たれて穏やかに暮らせることを望んだエレンだからこそ、始祖の力を最も持ってはいけない人物だと認識していたのでしょうか。

そして、エレンが何を願うかわかったうえで阻止を図る。

そもそも、エレンという人間の出番が巡ってきたのは、かつてフリッツ王が中途半端に役目を放棄したせいです。

フリッツ王が成すべきだった仕事を為さなかった。だからこそ、後の世代に負債が受け継がれ、エレンに掃除をする役目が回ってきた。

そのエレンの行動を阻止したところで歴史は動きません。次の世代に責任が引き継がれていくだけです。また悲劇を繰り返すだけです。

ジークはそれがわかっていた。だからこそ、エルディア民族を滅ぼすことで事態を終結させようとしました。

ジークからすれば、巨人能力が無に帰す過程において、自分がやらなくともエルディア民族に未来は無い…というような認識なのでしょう。

エレンはそうではないでしょう。前に前にと前進あるのみのポジティブの塊であるエレンはそうはさせまいと、エルディア民族の未来を紡ぐためにこそ願うのだと思うのです。

首だけとなったエレンが、虫の息でジークに抱えられて願いをかなえる…。もうそれしか未来の可能性は残ってないのでしょうか。

ところでです。

ジークがもはややむなしとばかりに、巨人化の雄叫びを上げようとしたとき、最初に「待て」と言ったセリフは誰が発したものなのでしょうか。

私にはエレンが発したように思えます。

エレンの顔アップのコマであること、次のコマで進撃の巨人の手が待てと制止しているように見えること。

やはり、エレンはエルディア人を巨人化させることなんて望んではいない…そう思いたくもなるのは私の希望的観測なのでしょうか。

それにしてもです。

エレンの願いが巨人のいない穏やかな世界だったとします。残念ながらその願いは叶いません。

巨人がいなくなっても争いは続きます。差別も無くなりません。エルディア民族の存亡の危機は続きます。

巨人のいない世界が訪れても、すぐに核兵器が開発されます。民族間の憎しみも実世界以上に激しく、世界大戦も避けられません。

それでも、たぶんエレンのやろうとしていることは無駄ではないのでしょう。

自分の生まれた世界で、時代で、環境で、出来るだけのことをやった。

ただひたすらにポジティブに前進し続けた。頭と胴体を切り離されても、進撃の魂は失われずに、祈りを捧げることができるのでしょうか。

…そういえば。

アニが最後に重要な役目を果たす…そう思ってたんですけど。

忘れ去られてるな。そのための結晶化だと勝手に思ってたのにな。

この感じじゃあ私の考察(ただの妄想)はハズレ倒してそうだな。(笑)

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それにしても…主人公の頭が吹っ飛ぶ漫画って疲れる…。

底辺住男

馬鹿です。低学歴です。 社会の底辺ゆえに、不平不満を漏らすことで傷ついた自尊心を満たします。 腹が減ったら飯を喰らいます。 低知能ゆえに、本能に支配される低俗な動物です。 それでも死ぬまでのあいだは生きているようです。

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